モミジの永観堂として平安時代から、千年以上前からかがやかしい歴史を持った京都有数の古刹です。
3000本の楓とともに、みかえり阿弥陀如来と目があったら、ドキドキした!やら、七不思議を探して回るなど、いろいろ楽しめそうな永観堂をご紹介しますね。

スポンサードリンク

永観堂の正式名称
聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺
(しょうじゅらいごうさん むりょうじゅいん ぜんりんじ)

貞観5年(863年)に創建、真言密教の道場でしたが。
歴史の変遷とともに永観堂も隆盛・衰退があったようで、現在は浄土宗西山禅林寺派の総本山となっています。

もとも、平安時代の初期の文人・藤原関雄の山荘で、平安時代の頃から評判の紅葉の名所でした。
「古今集・秋下」に藤原関雄が歌った名句
「おく山の 岩がき紅葉散りぬべし 照る日の光 見る時なくて」

yjimag永観堂e

境内には約3000本の楓(カエデ)が植えられ、特に放生池周辺の楓がきれいで、境内の弁財天付近や石橋がかかっているのですが、
紅葉の風景が水面に映し出され、紅葉がピークを迎えるシーズンには、橋から眺めるもみじに圧倒されることと思います。
夜は、紅葉がライトアップされて一般公開されます。

釈迦堂から御影堂、そして臥龍廊は山肌を登るように設置されていて、その廊下から
歩いてきた釈迦堂や御影堂といっしょに紅葉も眼下に見下ろせば、特に真っ赤に染まったもみじの鮮やかなのがすばらしい。
じゅうたんのような落ち葉のイチョウの黄色と、もみじの赤のコントラストが美しく、人の数はかなり多いのですが、敷地が広いのでそれほど混雑した様子は感じないと思います。

見返り観音は視線が合うと少しドキドキしてしまいました。

平安神宮や南禅寺からもそう遠くない距離です。
歩いて、散策を楽しんでもいいかな、、、とおもいます。

◇紅葉の見頃……11月下旬~12月上旬

☆ 本尊の「みかえり阿弥陀如来」の由来

みかえり阿弥陀如来は高さ約80cm。
鎌倉初期頃の作とされ、京都六阿弥陀仏のひとつに数えられる名作。

yjimag永観堂みかえりe

優美な曲線と後ろ左肩越しに振り向く姿が特長的なポーズから「みかえり阿弥陀」の愛称で親しまれています。
外陣を右へ回り込むと厨子開口部から尊顔を拝することができます。

スポンサードリンク

永観50歳のころ2月15日払暁、底冷えのするお堂で、正座したり阿弥陀像のまわりを念仏行道していると、
突然、須弥壇に安置してある阿弥陀像が壇を下りて永観を先導し行道をはじめられた。
永観がびっくりして、呆然と立ちつくしていると、阿弥陀は左肩越しに振り返り、
「永観、おそし」
と声をかけられたそうです。
この出来事に感動した永観が、とっさに
「その姿を留めおかれよ」
とお祈りすると、如来は願いを聞き入れてくださり、見返った姿のままでいてくださるのだと言われています。

自分に当てはめたとき、

・自分よりおくれてくる人たちを待つ気持ちがあるか?
・自分自身の位置を振りかえってみることをしているか。
・愛情や思いやりのやさしい気持ちで周囲をみつめているか。

自己反省、一杯です。

みかえり阿弥陀

山形県米沢市・「堂森善光寺」 木造阿弥陀如来立像が「見返り阿弥陀」
青森県青森市・「青龍寺」  見返り阿弥陀があるようです。

【永観堂の七不思議】
境内を歩きながら探してみましょう。

1・臥龍廊(がりゅうろう)
開山堂へ続く階段廊下は極端に湾曲している姿が、龍が臥せているように見える。
臥龍廊(がりゅうろう)は、山の斜面に沿って諸堂をつなぐ階段になった長い廊下ですが、ここから眺める紅葉も美しいと評判。

2・臥龍廊(がりゅうろう)の松の葉
この臥龍廊の下に「三鈷(さんこ)の松」と呼ばれる大きな松の木があるのですが、この松ノ木の葉は、葉先が3本に分かれており、この松の葉を持っていると、
「智慧」「慈悲」「まごころ」の3つの福を授かるとか、財布に入れるとお金がたまるとか、箪笥にいれると服がたまると言われています。

3・抜け雀
橋の欄間に書かれた雀の絵が一羽少ないのは、抜け出して飛んでいったと伝えられています。

4・悲田梅(ひでんばい)
永観律師が植えられたと伝えられる梅林だった梅が、一本のみ見られます。

5・火除けの阿弥陀
応仁の乱や数々の戦乱でもこの阿弥陀だけは焼け残った阿弥陀さまです。

6・岩垣紅葉
永観堂裏の急斜面から生えている紅葉、境内の急斜面に生えているもみじの木なのですが、
これほどの急斜面からもみじが生える紅葉は、とても他にあるとは思えずここでしか見られないと評判。

7・木魚蛙
境内の蛙の鳴き声が木魚を叩いているように聞こえるというのですが、これは、カエルが鳴く季節に訪れないと確認できませんが・・・。.

住所
〒606-8445 京都市左京区永観堂町48

TEL:075-761-0007

拝観時間:9:00~17:00 
    (受付16:00まで)

拝観料
一般600円 小・中・高校生400円

アクセス
地下鉄東西線「蹴上(けあげ)」駅下車 徒歩15分
JR「京都 」駅より市バス 5号系統で32分くらい
京阪「三条」駅より市バス 5号系統
「南禅寺 永観堂道」バス停下車徒歩3分

URL
http://www.eikando.or.jp/

スポンサードリンク