2017年10月11日のNHK「あさイチ」でやっていた「知って得する照明術」
その中でヒュッゲという北欧の照明の習慣や子供が早寝早起きするようになる照明の使い方について放送されました。
子供が早く寝るようになるのは、!寝る部屋よりも、寝るまでに過ごすリビングの明るさのほうが大切なんですって!
Contents
ヒュッゲって何?
「ヒュッゲ」はデンマーク語で、「居心地がよい空間や家庭的なという意味。
「照明を落とした薄暗い空間にすると、一か所にみんなが集まる」という感じ。
デンマークやノルウェーなど、北欧は冬が長いので、家の中の照明を工夫して楽しむ習慣がある。
ろうそくなどのキャンドルやランタンの灯りで薄暗い照明ですごしたり、間接照明を上手に使うと紹介されていました。
日本でも、昔はよく停電になったことがあってろうそくを用意していましたが、最近は誕生日のケーキか仏壇の小さいろうそくを灯すのがやっとかな?
慌ただしい毎日で忘れていましたが、たまにはろうそくを灯してごはんを食べてみようかな?
そして、イノッチがうろ覚えだと話していた、暖炉の炎だけを映し続けるのは、ノルウェー製の番組にあるらしい^^。
あさイチ子供が早く寝るようになるリビングの照明術!
子供には早く寝て、朝スッキリと自分で起きてもらいたいですよね。
子供が早く眠るようになるのに大切なのは、寝室の照明ではなく、寝る前にごはんを食べたりテレビを見て過ごす「リビング」の灯りg明るすぎてはいけないんですって!
夜、眠くなるのはメラトニンというホルモンによっておこる作用。
メラトニンは、夕方6時くらいから出始めるのですが、このメラトニンの働きによって眠気を感じるようになります。
メラトニンは夜中の1時ころが最も多く熟睡する時間となり、朝方にかけて少なくなっていって目が覚める、というメカニズムになっています。
そのために、寝る前の1~2時間をリビングや居間などで過ごすことが多いと思いますが、照明が明るすぎると睡眠を促すメラトニンが分泌されず眠くならないのです。
あさイチでは、子供たちが寝る前に本を読む寝室の照明の明るさを測ると、447ルクス。
リビングは568ルクスで、寝る前の部屋の明るさとしては、明るすぎということでした。
メラニンの分泌を促すには、間接照明やダウンライトにするなどで、部屋の明るさは50ルクスくらいがおススメ。
寝る前に過ごすリビングや居間の照明を50ルクスくらいにすると、早ければ一週間以内に効果が出て、早く寝るようになるということでした。
あさイチでも、実際に子供たちが「すぐ眠くなる」、と照明が明るい時よりも1時間も早く布団に入り、いつものように本を読みながらも寝付くのも短い時間で眠りについていました。
すごい!
照明の色は暖色系。
照明の光の色、色々ありますが早く寝れるようにするためには「暖色系」の照明がおススメです。
LED照明には「調色機能」がついているものがあり、色を白っぽい光から暖かい色に変えることができるので、調色機能がついているかを確認して使ってみるといいでしょう。
薄暗くて視力は低下しないの?
暗いところで漫画や本を読んで、眼が悪くなると心配ですよね。
目はつかれるかもしれませんが近視にはならないんだそうですよ。
最近、近視が多いなど眼が悪くなる原因は太陽光を浴びないこと!
バイオレット光が照明にはない!これは初めて聞きました別のところにあるんです。
ですから、寝る1~2時間前に照明を暖かい色にして、薄暗い中で読書などをしてもそれが直接近視の原因にならないということですね。
昔に比べて近視の人が増えている原因は?
昔に比べ近視の子供が増えたのは、室内で遊ぶ時間が増えたことが大きな原因。
慶應義塾大学 医学部眼科学教室(坪田一男教授)の臨床研究を通じて、波長が360~400nmの光(バイオレット光)が近視進行(眼軸長伸長)を抑制することを世界で初めて発見した。
出典:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1037323.html
最近の子供が外で遊ぶ時間が減ったことが関係している、日光をしっかり浴びて遊ぶことが近視いならない秘訣!なんて、驚きです。
子供を近視にさせたくなかったら、しっかりと外で太陽のひかりの下で遊ぶ習慣をつけたほうがよい、ということですね。
寝る前のテレビやスマホを見るポイント
寝る前にテレビやスマホをみて過ごす人も多いと思いますが、テレビを見るときは間接照明などでテレビの画面より周りを少し暗くすると、目が疲れにくいというのです。
間接照明などで調整できない時は、テレビの後ろにテープ状のLEDライトを貼り付けて点灯するのもいいそうです。
テープ状のLEDライトは50㎝で1000円くらいで売られています。
スマホを見る場合も、電気を消した暗い部屋でスマホの画面を見たり、読書灯を使うのも眼に良くないので、間接照明などで背景を少し明るくするのがポイントです。
まとめ
子供が、すぐ寝てくれない!とお困りのおかあさん。
大人の方が先に、バタンキューしてしまいそうですが、お子さんを早く寝させたい方、居間やリビングでの過ごし方、ダウンライトやキャンドルの灯で、本を読んであげたりしたら、早くおねむになるか、是非お試しくださいね!
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